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小児矯正(Ⅰ期治療)はいつ始める?ベストな時期・費用と期間の目安

「子どもの歯並びが気になるけど、矯正っていつから?」
「Ⅰ期治療って何?永久歯が生えそろってからじゃ遅い?」
「出っ歯・受け口・ガタガタ…どの段階で相談すべき?」

小児矯正には、大きく分けてⅠ期治療(成長期の矯正)とⅡ期治療(永久歯がそろってからの矯正)があります。
Ⅰ期治療の強みは、成長を活かして「歯が並ぶ土台」を整えやすいこと。逆に、タイミングを逃すと選択肢が減ってしまうケースもあります。

この記事では、伊丹市(阪急伊丹駅周辺)で小児矯正を検討している保護者の方に向けて、Ⅰ期治療を始めるベストな時期、相談の目安、治療内容、費用・期間の考え方、よくある質問をわかりやすくまとめました。

小児矯正(Ⅰ期治療)とは?目的は「歯を動かす」だけじゃない

Ⅰ期治療は、乳歯と永久歯が混ざる時期(混合歯列期)に行う矯正で、主な目的は次の3つです。

  1. 顎の成長バランスを整える(成長の方向づけ
  2. 歯が並ぶスペースを確保する(拡大・誘導)
  3. 悪い癖(口呼吸・舌癖など)を改善しやすくする

大人の矯正のように「歯並びを完成させる」だけでなく、将来の矯正が必要になった場合も、治療を軽くできる可能性があります。

Ⅰ期治療のベストな開始時期はいつ?

結論としては、“症状によって最適な時期が違う”のが正確です。
ただ、相談のタイミングとして現実的におすすめなのは次の2つです。

① 6〜7歳頃(前歯の永久歯+6歳臼歯が生える時期)

この時期は、

  • 前歯の生え変わり
  • 6歳臼歯(最初の永久歯)が生える

という大きな変化が起きます。歯並びの将来予測がしやすく、早期介入が有効なケースがあります。

② 8〜10歳頃(歯列の幅・スペース不足が見えやすい時期)

「ガタガタになるかどうか」「顎が小さくて並びきらないか」が見えやすく、拡大などの選択肢を検討しやすい時期です。

こんなサインがあれば“早め相談”がおすすめ(小児矯正のチェック)

以下に当てはまる場合は、年齢に関わらず一度相談がおすすめです。

出っ歯・受け口・前歯が噛まない(噛み合わせの問題)

  • 上の前歯がかなり前に出ている(出っ歯)
  • 下の歯が前に出ている(受け口)
  • 前歯が噛み合わず、すき間がある(開咬)
  • 左右で噛み合わせがずれている(交叉咬合)

これらは成長の影響が大きく、早いほど改善しやすいタイプもあります。

歯がガタガタになりそう(スペース不足)

  • 乳歯の段階から隙間がほとんどない
  • 永久歯が斜めに生えてきた
  • 生え変わりが進むほど前歯が重なってきた

口呼吸・舌癖がある

  • いつも口が開いている
  • 寝ているとき口が開く、いびきがある
  • 舌で前歯を押す癖がある
  • 指しゃぶりが長引いている

これらは歯並びだけでなく、顎の成長や噛み合わせにも影響することがあります。

Ⅰ期治療でよく行うこと(代表的な治療内容)

※お子さんの状態で内容は変わりますが、代表例を紹介します。

1)顎を広げてスペースを作る(拡大)

顎が小さくて歯が並びきらない場合、成長期に歯列の幅を整えることで、永久歯が並ぶスペースを確保しやすくなります。

2)噛み合わせのズレを整える

交叉咬合(左右の噛み合わせが逆)などは、早期に整えることで顎の成長の偏りを減らす狙いがあります。

3)癖(口呼吸・舌癖)へのアプローチ

歯並びは「力のバランス」で決まります。
舌や唇、頬、呼吸の癖が強い場合、そこを整えると矯正結果が安定しやすくなります。

Ⅰ期治療をすると、Ⅱ期治療(本格矯正)は不要になる?

答えは、「不要になる子もいるが、必要になる子もいる」です。
Ⅰ期治療のゴールは「永久歯が並ぶ土台づくり」。その結果、

  • Ⅱ期治療が不要になる
  • Ⅱ期治療が必要でも、抜歯を回避できる可能性が上がる
  • Ⅱ期治療の期間や負担が軽くなる可能性がある

というメリットが期待できます。

Ⅰ期治療の期間の目安

症例差は大きいですが、目安としては

  • 数か月〜1〜2年程度(治療内容による)
  • その後は成長と生え変わりを見ながら経過観察


となることが多いです。

費用の考え方(なぜ差が出る?)

小児矯正の費用は、

  • 治療内容(拡大/機能改善/噛み合わせ改善など)
  • 装置の種類
  • 通院頻度・調整の回数
  • Ⅱ期治療へ移行する場合の扱い


などで変わります。

大切なのは、「総額の考え方」と「Ⅱ期へ進む場合のルール」まで含めて確認することです。

“やるべき子”と“様子見でいい子”の目安

Ⅰ期治療を早めに検討したい子

  • 受け口・交叉咬合・開咬など噛み合わせの問題が強い
  • 顎が小さくスペース不足が明らか
  • 口呼吸・舌癖などが強く、歯並びの悪化が予想される
  • 永久歯が明らかに変な位置から生えてきた

様子見でもよいことが多い子

  • 歯並びの乱れが軽度で、生え変わり途中の一時的なガタつきの可能性が高い
  • 噛み合わせに大きなズレがない
  • スペース不足が強くない

ただし、様子見に見えても「将来のリスクが隠れている」こともあるため、一度検査して“見える化”しておくと安心です。

よくある質問(Q&A)

Q1. 乳歯が残っていても矯正できますか?

A. はい。Ⅰ期治療は乳歯と永久歯が混ざる時期に行うことが多く、むしろその時期にしかできないアプローチがあります。

Q2. 痛みはありますか?

A. 装置によって違和感や軽い痛みが出ることがありますが、多くは数日で慣れていきます。お子さんの負担を見ながら調整します。

Q3. いつ相談するのが一番いい?

A. 目安は6〜7歳頃ですが、受け口・交叉咬合・開咬などはもっと早い相談が有利なこともあります。気になった時点での相談が安心です。

Q4. 矯正中にむし歯になりませんか?

A. リスクはゼロではありませんが、定期的なチェック・クリーニング、家庭でのケアで予防できます。矯正は“歯を守るための管理”もセットで考えることが大切です。

まとめ

伊丹市で小児矯正(Ⅰ期治療)をご検討の方へ|みなみ歯科・矯正歯科(阪急伊丹駅すぐ)

小児矯正は、タイミングが合うと「将来の選択肢」を増やせる治療です。
その一方で、必要のない治療を無理に始める必要はありません。

だからこそ当院では、
①今の状態の検査 → ②将来の予測 → ③必要性とタイミングの提案
の順で、分かりやすくご説明します。

「うちの子は矯正が必要?」
「いつから始めるのがいい?」
「まず相談だけしたい」
そんな方も、お気軽にご相談ください。

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